次年度の研究費の使用計画 |
本研究においては、上記の研究推進方策にも示したとおり、資料の蒐集・整理がひとつの大きな柱となる。したがって、平成24年度は、すでに書籍として刊行された史資料の蒐集のために物品費(配分額300,000円)を、各地の図書館などで所蔵している史資料の探索・蒐集のために旅費(配分額100,000円)を、それらの蒐集した史資料の整理作業補助謝金(配分額40,000円)を使用する、などが研究費の主な使途となる。 平成25年度についてもほぼ同様に、刊行資料の蒐集を主目的として物品費(配分額220,000円)を使用し、各地に赴いての資料蒐集のために旅費(配分額)60,000円)を、また報告書の作成のための費用を「その他」(配分額80,000円)のなかに計上している。 なお、次年度使用金が75,000円程生じているが、資料整理補助として見込んだ「謝金」、および他大学等の図書館に依頼する複写費として見込んだ「その他」の経費が使い切れていないことが大きな原因である。このため、平成24年度は、資料整理の効率的方法を考案して、補助員を使っての資料整理を鋭意進め、また図書館を通じての依頼による資料複写ではなく、図書館を直接に訪れて資料を探索蒐集する作業を増やす、などの方途を探る。そのために、必要に応じて費目ごとの金額を他の費目に柔軟に使用するようにしたい。したがって、平成24年度の「その他」(複写費としての使用を想定したもの。配分額60,000円)は、ある程度、物品費や旅費に転用することも考えられる。
|