研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、人間的・社会的な生活を送るのに必要な実践知である〈生の技法〉を習得するための学習と教育についてその過程と構造を解明し、東洋の伝統をいかした学習論・教育論のフレームワークを創成することにある。文献講読による国際比較研究および日韓におけるフィールド調査研究を通して、次の3点が研究成果として導出された。①東洋の伝統では、ことば・文字のみならず音律、色、形、空間構成など多様な教育メディアが駆使されている。②それらは、先行世代の身体の動きと連動して初めて教育的機能を発揮する。③それらは、後続世代の身体活動を規制する一方で、後続世代の思考と意味解釈の自由と自律を保証するという機能を果たす。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 5件) 図書 (2件)
教育思想史学会編『近代教育フォーラム』
巻: 第23号
韓国教育思想研究会編 The Journal of Korean Educational Idea
巻: 28-1 ページ: 321-338
Paragrana -- Internationale Zeitschrift fuer Historische Anthropologie : Well-Being -- Emotions, Rituals and Performances in Japan, Band22, Heft1
巻: Band22, Heft1 ページ: 235-248
京都教育大学附属教育実践センター機構教育支援センター編『京都教育大学教育実践研究紀要』
巻: 第13号 ページ: 291-300
日本ホリスティック教育協会『ホリスティック教育研究』
巻: 第16号 ページ: 17-29