研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では交換留学経験者を対象に、留学の動機や目的、留学が人生の選択に及ぼした影響についてインタビュー調査を行った。アメリカと韓国の留学経験者はどちらも自律的で自己決定性の強い動機がある場合は、学習・生活への適応状態に正の効果があること、日本人との適切な関わりや交流が留学効果に正の影響を与えていることが示唆された。またドイツ、フランスの留学経験者には内発的な動機が強く、タイの留学経験者には日本への関心という内発的動機と日本企業への就職に有利であるという外発的動機の両方が確認された。一方、日本人学生においては語学力が就職に有利であるという外的動機づけよりはむしろ「内発的動機づけ」が確認された。
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大阪教育大学国際センター『国際センター年報』
巻: 第19号 ページ: 3-11
巻: 第19号 ページ: 12-20
『大阪教育大学紀要』第IV部門 教育科学
巻: 第61巻 第1号 ページ: 169-184
巻: 第62巻 第2号 ページ: 181-191