研究成果の概要(和文):この研究は特に工学の分野において多様で柔軟な教育を実現するために,公教育とは独立にこれを補完する仕組みの可能性を調査する.そのために,可能な教育コンテンツにホロン(全体子)の概念を導入し,ネットワークを利用して自己成長する教育の仕組みを提案した。ネットワーク上にある教育コンテンツにホロンの属性を与えて,ホロン同士の分散協調により,エージェントである学習者は自己の能力向上を高めると共に,教育コンテンツそのものを創り出していく。具体的に大学講義の聴講者に対して課題を与えネットワーク上の閲覧履歴を探索して分析を実行した。
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