研究概要 |
本研究テーマは、東日本大震災があったことにより、かえってテーマとして当初より大きな課題となりつつある。本年は、以上のような制約の中で、進められた。アントレプレナーシップは、国内でのキーコンピテンシーの大きな frameworkの1つとなりうる。しかしながら、このことが、サステナビリティという未来志向の概念との緊張関係で論じられることは国内では見られない。これを、A県H村にて実践を参与観察し、具体的な体験学習として行われている様子を記述し、大きな学校改善のリーダーシップと学習のフレームの中に落とし込むことを試みた。あるいは、全国的なユネスコ・スクール(ASPネット)の大会でのフォローアップを試み、高校レベルで成果を上げていると思われる学校にて、聞き取り調査することにより、国内での適用可能性を吟味検討した。結果の一部は、平成23年度は、WALS (World Association of Lesson Studies) 2011 で発表した。International Conference on Sustainable Development 2011(ウェブコンフェレンス)Research for Japanese-Like Competency and Assessment Through Challenges of Eager Schools for Sustainability after the Great Earthquake and Tsunami これについては、OIDA International Journal of Sustainable Development, Vol. 3, No. 9, pp. 61-70, 2012.にて、掲載された。
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