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2013 年度 実績報告書

「NIE学」構築のための研究方法論の国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 23653296
研究機関広島大学

研究代表者

小原 友行  広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80127927)

キーワードNIE学 / NIEカリキュラム / NIE学習材 / 震災復興教育
研究概要

本研究は,「NIE学」独自の研究方法論の解明と日本型NIE学習の理論化を図るという研究目的を実現するために,具体的には次の3点について研究を行う。第1に,日本国内の優れたNIE実践家を訪問して聞き取り調査を行い,資料の発掘・収集を行うこと
。第2に,NIE先進地域といわれている北米,ヨーロッパ,北欧の諸国を訪問し,関係者へのインタビューを行うとともに,カリキュラム等を収集すること。第3に,収集した資料の分析とそれらの国際比較を行い,そのことを通して,日本型NIE独自の理論の抽
出と「NIE学」の研究方法論の解明を行うこと。そのために,最終年度である平成25年度の研究では,次のような計画・方法で研究を実施した。
まず,静岡市で開催されたNIE全国大会および名古屋市で開催された第10回日本NIE学会名古屋大会に出席し,優れたNIE実践家からの聞き取り調査を継続実施するとともに,資料収集を行った。次に,NIE先進地である英語圏でないヨーロッパ(特にフランスとフィンランド)の関係者を訪問し,聞き取り調査を行うとともに,カリキュラム等の資料収集を行った。また,韓国大田広域市で開催された韓国におけるNIEの全国大会に参加し,優れたNIE実践家からの聞き取り調査を行った。更に,インターネットを活用して,米国の新聞社が開発したNIEレッスンプランや英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドのNIEレッスンプランの特色を抽出し,その背後にある学習論の分析を行った。最後に,本年度の研究内容を整理して日本NIE学会誌に論文を投稿するとともに,3年間の研究成果をまとめ研究成果報告書を作成した。

研究成果

(3件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 学会発表 図書

  • [雑誌論文] 我が国の新聞社が提供するNIEプラン改善の方向性-諸外国の新聞社におけるNIEレッスンプランの分析を通して-2014

    • 著者名/発表者名
      小原友行・大坂遊・瀬戸康輝・田口敏郎・中山茜・西村祥太郎・好井基文
    • 雑誌名

      日本NIE学会誌

      巻: 第9号 ページ: 21~30

    • 査読あり
  • [学会発表] 社会科は「東日本大震災」をどう教えるか(2)-中学校社会科総合単元「震災復興支援を考える」の場合-2013

    • 著者名/発表者名
      小原友行
    • 学会等名
      全国社会科教育学会
    • 発表場所
      山口大学
    • 年月日
      20131109-20131110
  • [図書] 「NIE学」構築のための研究方法論の国際比較研究2014

    • 著者名/発表者名
      小原友行
    • 総ページ数
      122
    • 出版者
      広島大学大学院教育学研究科

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公開日: 2015-05-28  

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