(1) カイラル微分作用素のasymtotic algebraの概念を導入した。その上でカイラルハミルトニアン還元法を用いてSlodowy多様体上のカイラル微分作用素のasymtotic algebraを構成した。さらにその大域切断を計算し、それが臨界レベルの単純W代数に同型である事を示した。(桑原敏郎氏、Fyodor Malikov氏との共同研究) (2) Semi-infnite restriction関手の概念を導入し、これがアフィンリー環の"許容性"と整合的であることを示し, Kac-Wakimotoの許容表現のinductiveな研究を可能にした。
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