研究課題
挑戦的萌芽研究
(1)ネットワークのスペクトル解析:グラフの直積の距離kグラフに対して、因子数を無限大とするときの極限分布を「組合せ的中心極限定理」として導出した。加重付超立方体を構成し、スペクトル分布をq変形エルミート多項式で記述する公式を得た。有向パスグラフのマンハッタン積に関して、因子の個数が小さいときには固有値分布を完全に決定し、パスが長くなるときの漸近的スペクトルを導出した。(2)モデル化手法のためのダイナミクスの統計的漸近挙動:量子確率論の手法を古典的なランダムウォークに応用して、推移確率や再帰確率に関する公式を再構成した。スパイダーネット上の量子ウォークに対して、局在化の必要十分条件を導出した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (18件) 備考 (1件)
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