研究課題
挑戦的萌芽研究
短ミリ波帯アンテナのコストダウンをめざし、へら絞り法による加工アンテナ面の特性について調べた。既存の金型による加工において、既に面精度r.m.s.60ミクロンが達成されている。熟練工によるへら絞り加工ではアンテナ面精度は主に金型精度に依存する。従って精度の高い金型を形成して用いるならば、さらに精度の良いアンテナ面、r.m.s.30ミクロンレベルの面を廉価に形成できる。アンテナ面の形状は作成後1~2年間のうちには劣化せず、加工時の面精度を維持していることも確認した。アンテナ面自体は非均一な外圧によって容易に変形するので、支持機構を工夫する必要がある。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) 図書 (2件)
ApJ
巻: 768 ページ: L38
http://stacks.iop.org/2041-8205/768/L38
New Astronomy
巻: 17 ページ: 553-564
doi:10. 1016/ j. newast. 2012. 01. 002