研究課題
挑戦的萌芽研究
地球内部の熱源である放射化熱の量を決定するため、カリウム原子核崩壊に起因する低エネルギーの反ニュートリノに対しても感度を持つCdWO_4結晶シンチレータの開発を実施し、基本性能の評価を行った。実測したパラメータを基にしたプロトタイプ検出器の設計が完了し、新型反ニュートリノ測定装置を実現する具体的な方法を確立した。この結果、約20%の不定性でカリウム地球ニュートリノ量を決定するのに必要な検出器の大型化を検討できる段階となった。
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Nature Geoscience
巻: 4巻 ページ: 647-651
doi:10.1038/ngeo1205
http://www.awa.tohoku.ac.jp/kamland/