研究課題
挑戦的萌芽研究
第3世代重力波検出器のための周期的微小重力干渉計のプロトタイプを新たに開発した。周期的微小重力干渉計とは、鏡を周期的に自由落下させ、その距離をレーザー干渉計で測定することにより、低周波の重力波を検出する装置である。我々は、自由落下の実現に必要な鏡のクランプリリース機構を開発し、マッチドフィルターを用いたデータ解析の手法を新たに開発しこれの有効性を確かめた。また、2個の金属球をリニア―モーターを用いて周期的に自由落下させ、金属球の間隔をシャドウセンサーで測定するプロトタイプ検出器を製作し、これを動かしデータの取得・解析を行った。
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