• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 研究成果報告書

磁気光学効果を用いた蓄積スピンの逆空間観察

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23654113
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関筑波大学

研究代表者

柳原 英人  筑波大学, 数理物質系, 准教授 (50302386)

研究分担者 長浜 太郎  北海道大学, 工学研究院, 准教授 (20357651)
研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワードスピンホール効果 / 磁気光学効果 / スピン蓄積
研究概要

本研究では、電流を流した回折格子状のPt試料に対して磁気カー効果(MOKE)を用いてPt端面に蓄積するスピン情報を検出することを試みた。2軸X線回折計を改造し、簡便かつ高感度である偏光変調法をもちいて可視光用のMOKE回折計を作製した。偏光変調に加えて回折格子に印加する電流を交流電流とすることで二重変調法によるロックイン検波を試みた。1次の回折線に関する磁気カー信号は、電流による変化を示さず、スピン蓄積に起因した応答は得られなかった。今後、S/Nを改善するためには、交流電流の増大および、レーザーダイオード強度のゆらぎに対する対策を講じる必要があることがわかった。

URL: 

公開日: 2014-09-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi