研究課題
挑戦的萌芽研究
火山噴出物中の揮発性成分を簡単に定量できる方法として,顕微FTIR反射分光法の開発をおこなった.機器の整備によってS/Nを大幅に向上させ,玄武岩~流紋岩組成に対応する検量線を作成した.加えて,班晶ガラス包有物の分析が容易に行えるように,視野内にある班晶が測定スペクトルに与える影響を補正する方法を開発した.今回開発した方法で,20~30ミクロンサイズの試料の水の定量分析が0.3wt%程度の分析精度で可能になった.分析時間は22分/1試料である.この方法は片面研磨試料で分析が可能なため,壊れやすい試料や微小な試料の分析に威力を発揮する.
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EPS
巻: Vol.66
10.1186/1880-5981-66-34
JVGR
巻: Vol.257 ページ: 184-204
火山
巻: Vol.56, No.2-3 ページ: 41-49