研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,地球コアに含まれる軽元素の主な成分を炭素と想定し,高温高圧実験からFe-C系の状態図について検討した.高圧実験は,出発物質に粉末の鉄と同位体比が既知の粉末のグラファイトを使用し,川井型マルチアンビル装置を用いて5~14GPa,1200~2100℃の条件で反応実験を行った.この実験より鉄の炭化物-固体炭素間における超高温高圧条件での炭素同位体分別を定量化し、炭化物-固体炭素間の炭素同位体分別係数を得ることができた.
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Earth and Planetary Science Letters
巻: 368 ページ: 222-224
DOI:10.1016/j.epsl.2013.03.032
巻: 310 ページ: 340-348
DOI:10.1016/j.epsl.2011.08.008
Contributions to Mineralogy and Petrology
巻: 162 ページ: 821-834
DOI:10.1007/s00410-011-0626-3