研究課題
挑戦的萌芽研究
高温高圧条件における蛍光X線分析実験によって、多くの元素について、メルトや、メルトと共存する水流体からの蛍光X線スペクトルの測定に成功した。水流体への分配は圧力とともに増大することを確認した。また、ルビジウム、鉛、ストロンチウムを用いた分配実験では、特に鉛は純水には多く分配されないが、塩水には多く分配されることを確認することができた(現在、投稿中)。マントルカンラン岩中の流体包有物の塩濃度を測定する (Kawamotoほか、2013、米国アカデミー紀要)と同時に、塩水に微量成分元素がより多く溶けることが実験的に確かめられた意義は大きい。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (28件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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