研究課題
挑戦的萌芽研究
液中プラズマは新たなプラズマ源として期待されている。液体中での反応のため,これまでプラズマ科学の分野で開発されてきた計測手法では扱いにくく,反応の詳細が分からないという側面があった。そこで,多重内部反射赤外分光法というシリコンの内部に赤外光を透過させシリコン表面の状態を計測する手法を応用し,液中プラズマの反応プロセスを計測する手法を確立した。液中プラズマによる溶液の化学結合状態の変化および液中プラズマによる堆積物の化学状態の計測に成功した。さらに,この手法を応用し,液中プラズマによる生体モデル物質との反応の解析に成功した。液中プラズマのバイオ・医療応用の反応計測にも有効であることを示した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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