研究課題
挑戦的萌芽研究
液晶可変位相差板を用いて可視プローブ光を変調する新しい方式の偏光変調キラル振動SFG分光装置を考案・作製した.本方式の利点は,(1)機械的可動部がなく安定かつ高速な動作が可能,(2)可視プローブを円偏光に変調するため,従来法では検出が困難になる感受率のキラル項とアキラル項の位相差がπ/2になるような試料に関しても測定が可能,という点にある.作製した測定システムをキラルポルフィリン会合体薄膜に適用して適用し,その有効性を検討・確認した.
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (7件)
Applied Spectroscopy
巻: 66 ページ: 711-717
DOI:10.1366/11-06583
分光研究
巻: 60 ページ: 195-204
Chemical Physics
巻: (in press)