研究課題
挑戦的萌芽研究
Canine Milk Lysozyme(CML)はカルシウム結合リゾチームファミリーに属するタンパク質であり、同じカルシウム結合リゾチームファミリーに属するα-lactalbumin(α-LA)と高い相同性をもつ。最近の実験により、CML のunfolding 経路はヤギα-LA(GLA)の経路とは異なるこ とが明らかにされた。そこで、我々はCML とGLA の分子動力学計算を行い、これらのタンパク 質のunfolding 経路の違いの起源を解析した。今回の結果から、CML とGLA の局所的な相互作 用の有無がunfold 経路の違いを生み出していることを明らかにした。また、高次非線形分光法 のアイディアに基づくタンパク質などの構造揺らぎを解析手法について検討を進めた。
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