研究課題
挑戦的萌芽研究
本課題では、固液界面での自己集合と化学反応性が設計された有機分子を用いて、(1)異分子間のイミン形成反応を利用した二次元ポリマーの合成と、(2)ジアセチレン間の橋掛反応による共有結合形成の二つのテーマに取り組んだ。課題(1)では、固液界面で形成される多孔性二次元分子ネットワークにアミノ基を、空孔に吸着される分子にホルミル基を導入し、酸触媒の添加によりそれらが連結さたことを示唆する結果を得た。課題(2)では、ジアセチレンを含む分子新たに合成し、その多孔性ネットワークにおける共有結合形成を試みたが反応の進行は見られなかった。この知見に基づき、目的達成のための新たな分子を設計指針が確立された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Chem. Commun
巻: 50 ページ: 2831-2833
10.1039/c3cc47949h
http://www.supra.chem.es.osaka-u.ac.jp