研究課題
挑戦的萌芽研究
単分散なマイクロバブルや液滴を利用して,連続的な分離・精製を可能とする新規システムの開発を行った。マイクロ流体デバイスを利用して,分散相として気泡あるいは液滴を形成し,その界面にターゲット分子を吸着させる。そして,水力学的濾過法に基づき,担体として利用した液滴や気泡を連続相から分離・濃縮して回収する,という一連の操作を行うことで,ターゲット分子の連続的な分離が可能となる。実験では主に色素分子を用いて,この手法の有効性を検討したほか,抽出時間をミリ秒~数秒のオーダーで変化させることによって,吸着あるいは抽出の速度論的解析を行うことが可能となった
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Proceedings of the 17th International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences (MicroTAS 2013)
ページ: 1974-1976
http://chem.tf.chiba-u.jp/gacb01/