研究課題
挑戦的萌芽研究
高度なレーザー分光法は様々な物理・化学情報を得ることができるが、イメージング法との相性は必ずしもよくない。その一因は、画像化装置と信号処理を同時に実現することが困難だからである。本研究では、CCDをはじめとしたイメージセンサを検出器としたダウンコンバージョン法の提案・実証・応用と、その手法の感度や測定簡便性を大幅に改善できるアナログCMOS装置設計のための基礎検討を目的として研究を進めた。12bitのCCDを用いた光熱変換画像化の原理検証に成功した。また、増幅回路を組み込んだCMOS画像化素子実現のための基礎検討を行った。具体的には、光ダイオードと自作アナログ回路により、ダウンコンバージョン法の実現可能性を検討した。
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Proceedings of the 16th International Conference on Miniaturized Systems for Chemistry and Life Sciences (MicroTAS2012)
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Analytical Chemistry
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