研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、金属ナノ粒子やナノ構造の配列・形状と光機能を化学的にデザインし、高感度の光駆動型バイオセンサ、局所的温度センサ等を開発することを目的とした。基礎的成果として、金属ナノ粒子(Au, Ag)を樹脂ビーズ上に高密度固定すると大幅に線形・非線形の光応答が増強することを示した。また、同様の系で熱凝固反応の光制御ができることを解明し、ナノ・マイクロ空間での光検出型温度センサ開発のための重要な知見も得た。さらに、異種の金属ナノ構造をDNAを介して結合させると光散乱が減少・増強する波長域があることを実験的・理論的に解明し、白色光照射でもamol以下の微量DNAの検出ができる可能性を示した。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (31件) (うち招待講演 8件) 図書 (4件) 備考 (6件) 産業財産権 (5件) (うち外国 1件)
J. Phys. Chem. C
巻: 118 ページ: 7235-7241
10.1021/jp501613b
Res. Chem. Intermed
巻: 40 ページ: 2337-2346
10.1007/s11164-014-1610-0
巻: 40 ページ: 2303-2313
10.1007/s11164-014-1607-8
Sci. Rep. (NPG)
巻: 3 ページ: 3047, 1-7
10.1038/srep03047
巻: 117 (29) ページ: 15247-15252
10.1021/jp4028244
Anal. Chim. Acta
巻: 716 ページ: 76-91
10.1016/j.aca.2011.12.025
J. Electrochem. Soc
巻: 158 ページ: D1-D5
10.1149/2.022112jes
http://www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/ttsl/s_tokonami.html