研究課題
挑戦的萌芽研究
α位に窒素官能基を有する分岐型アルキルホウ素反応剤と芳香族臭化物との鈴木一宮浦カップリングを検討し、有効なパラジウム触媒系を開発した。反応の立体化学は添加剤により制御可能であり、フェノールの共存下では立体反転で、ジルコニウムアルコキシドの共存下では立体保持で炭素-炭素結合が形成されることを明らかとした。本手法により、光学活性な含窒素有機化合物の二つの鏡像異性体を、効率よくつくり分けることができた。
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J. Am. Chem. Soc
巻: 133 ページ: 20738-20741
DOI:10.1021/ja210025q
http://www.sbchem.kyoto-u.ac.jp/suginom e-lab/jp/