研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、フォトクロミック分子の一つであるアゾベンゼンの光異性化反応で、微小管の重合・脱重合ダイナミクスを光可逆的にコントロールできるアゾベンゼンを開発し、それを擬似細胞マシンの創製へと応用することを目的としている。置換基の種類や置換位置の異なる種々のアゾベンゼン誘導体を合成し、微小管の重合阻害作用に及ぼす影響を徹底的に検討した結果、微小管に相互作用できる親水性のアミノ酸と、疎水性のアルキル鎖をパラ位に有することが可逆的な微小管の重合ダイナミクスには必要であることが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (17件)
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