研究課題
挑戦的萌芽研究
血液の赤血球中に酸素運搬体として存在するヘモグロビンが示す高い酸素運搬能は、協同的酸素結合機能によって支えられている。私共は、ヘモグロビンにおいて酸素が結合する部位であるヘムの電子構造に着目し、従来の研究とはまったく異なる新しい観点で研究を行い、ヘム、ヘム鉄、そして軸配位子ヒスチジンの間の電子的な相互作用がヘモグロビンの協同的酸素結合機能の調節に重要であることを実証することに成功した。
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Inorg. Chem
巻: 52 ページ: 3349-3355
Doi:10.1021/ic3028447
巻: 51 ページ: 11955-11960
Doi:10.1021/ic301848t
http://www.chem.tsukuba.ac.jp/yamamoto/index.php