研究課題
挑戦的萌芽研究
自己組織的に有機無機層状構造を形成する有機無機ペロブスカイト型化合物を利用し、有機層に導入したナフチル基やベンジル基の三重項励起状態と、無機層のワニエ励起子との共鳴を実現した。共鳴における発光スペクトルでは、三重項励起状態のある遷移のみが強められる結果が得られた。このことは、共鳴により遷移の特性が制御可能であることを示しており、新たな光学材料開発への利用が可能となった。
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The Journal of Physical Chemistry C
巻: 112 ページ: 22992
DOI:10.1021/jp304531h