研究課題
挑戦的萌芽研究
中・低温作動が可能な固体電解質であるプロトン伝導性酸化物について、従来材料とは異なるより広範な酸化物を対象としたプロトン伝導体創製の新しい手法として、遷移金属の価数変化を利用した「電荷移動反応によるプロトン化」について検討した。遷移金属ををドープしたSrZrO_3やLaYbO_3において、プロトン化を示唆する実験結果が得られ。本機構により、酸化物中にプロトン欠陥が導入しうることが判明した。本研究過程においてLaYbO_3系に高いプロトン伝導性が見出され、今後のさらなる検討の価値がある。
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http://inamori-frontier.kyushu-u.ac.jp/environment/research.html