研究課題
挑戦的萌芽研究
軸分子となるビオロゲンポリマーの高分子量化を試みた。しかし、カチオン反応の反応性が低いためか、得られたポリマーは繰り返しユニットが8-10程度のオリゴマーしか得ることができなかった。そこで、主鎖をポリTHFへと変更し、ポリロタキサンの合成を試みた。その結果、液体であるトリエチレンオキシド鎖導入Pillar[5]areneに軸分子を混合し、キャッピング反応を行うことで、ポリロタキサンを得ることに成功した。イオン性基を含有していないPillar[5]areneからなるポリロタキサンの初めての合成例である。
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Polym. J
巻: (in press)
Bull. Chem. Soc. Jan
DOI:10.1246/bcsj.20120245
J. Am. Chem. Soc
巻: 134 ページ: 20322-20325
巻: 134 ページ: 20146-20150
巻: 134 ページ: 4577-4580
http://kohka.ch.t.kanazawa-u.ac.jp/lab3/lab3.html