研究課題
挑戦的萌芽研究
キラリティをもつ塩素酸ナトリウム結晶が核形成する前に、準安定な非立方晶系の結晶が現れることが初めて確認された。この結晶をクライオX線装置で構造解析した結果、キラリティを持たない単斜晶系の結晶であることが分かった。この準安定相は次の二つのメカニズムにキラリティをもつ結晶に相転移する。(1)固体相転移、(2)液相経由の相転移。前者の相転移速度は後者に比べて飛躍的に大きい。FM-AFMで成長している立方晶系の(100)面の原子解像度での観察にも成功した。
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