現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
上記研究実績の概要で示した通り、当初の目的に対して順調にその成果を上げてきた。本研究の成果発表に関しては、応用物理系の速報誌Applied Physics Expressに掲載された(T. Tanaka, Y. Totoki, A. Fujiki, N. Zettsu, Y. Miyake, M. Akai-Kasaya, A. Saito, T. Ogawa, and Y. Kuwahara, "Enhanced Red-Light Emission by Local Plasmon Coupling of Au Nanorods in an Organic Light-Emitting Diode", Appl. Phys. Exp., 4 (2011) 032105)。また学会においてもその成果を公表した。その成果がもととなり、国内での依頼講演や社会人研究者向けの講義などの多数の依頼をうけたこと、また企業との共同研究がスタートするなど、本研究成果の実用・応用展開に対して、非常に注目度が高いことが分かった。来年度以降に挑戦する、同一素子構造を用いた色相制御に関しても、十分な準備が整っている。
|