研究協力者 |
舟金 仁志 新日鐵住金(株), 技術開発本部
LIU Tai-ping Stanford University (USA), Department of Mathematics, Professor Emeritus (Institute of Mathematics, Academia Sinica (Taiwan), Professor)
CHEN I-kun Department of Applied Mathematics, ational Chiao Tung University (Taiwan), Assistant Professor
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研究概要 |
気体分子運動論では,気体を分子の集団と考え,分子の速度分布(位置と速度の分布)を追跡して,その適当な平均量から気体の運動を理解する.本研究では,平らな物体面の付近で,この平均量の位置に関する変化率が限りなく大きくなる「特異性(発散)」が現れること,発散の程度は対数的であることを明らかにし,分子の速度分布に物体面上で不連続な跳びがあることがその原因であることを突き止めた.
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