研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、規則的に配列したナノコラムを原子レベルから組み立てる動的斜め蒸着法と、液架橋力を利用してナノ粒子を集積させる粒子自己集積化法に着目し、これら2つの階層の自己組織化現象を融合したマルチスケールセルフアセンブリを提案した。本手法により、酸化シリコン(SiO2)ナノコラム配列にSiO2ナノ粒子を集積させたナノ複合構造を創製した。フラット圧子を用いた負荷試験により、粒子集積によりナノコラム配列の広い表面積を失うことなく高強度・高剛性化が実現できることを明らかにした。
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Journal of Physics D: Applied Physics
巻: Vol. 45 ページ: 25302
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