研究課題
挑戦的萌芽研究
電荷移動を伴う化学反応系に対して, 分子動力学解析を効率的に行うための新規手法を提案する.原子核と電子の複合ダイナミクスを扱う量子分子動力学解析(QMD)において律速となる電子状態解析の効率化が重要な課題である.そこで,反応過程に強く寄与する電子のみに注目し,それらに対して量子力学計算を用いることにより原子核とともに時間発展させる.これにより,非平衡かつ非定常の電子の振る舞いを加味した効率的なQMD 解析が可能となる.
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