研究課題
挑戦的萌芽研究
近年の製薬、新規材料開発などでは、原料液体や試薬をどこにも触らずに搬送したいという要求が出てきている。また、液滴どうしの混合や、液滴の滴下、解析なども非接触で行いたいというニーズがある。本研究では、たわみ振動板に進行波を励振し、円弧状反射体との間で、音響放射力により液滴を非接触高速搬送する方法を開発した。直径1.5 mmのエタノール液滴を終端速度2 m/s以上で約65 mm搬送することに成功した。また、浮揚した2つの液滴を衝突・混合することに成功した。さらに反射板に開けた穴を通して液滴の滴下することを検討した。
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Jpn. J . Appl. Phys
巻: 52 ページ: 100201(3)
10.7567/JJAP.52.100201
巻: 52 ページ: 07HE02-1-4
10.7567/JJAP.52.07HE02
App. Phys. Ex press
巻: Vol.5,No.9 ページ: 097301
10.1143/APEX.5.097301