研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では、化学組成とナノサイズの形状を制御したアモルファスカーボン(a-C)電極を創製し、電気化学活性の発現メカニズムの解明を通して、環境に有害な物質(AsH3やPH3など)の高感度検出が可能な電気化学センサーを実現することを目的とした。原料中のホウ酸トリメチルとn-ヘキサンの混合比変更により、キャリア密度が1014cm-3から1.3×1019cm-3の範囲で可変なp型a-C半導体を実現した。ホウ素は水素発生の電気化学触媒として働く。ホウ素量の制限により水素発生の反応性抑制が可能であり、標準電位が低いMn2+イオンを、排出基準(0.2 mM)以下の0.02 mMの濃度で検出することに成功した。
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