研究課題
挑戦的萌芽研究
通信波長帯においてピコ秒オーダーの高速非線形応答が期待できるグラフェン薄膜を装荷した光導波路を我々が提案した光強度制御型の波長選択光スイッチに組み込むことにより全光型の高効率高速光スイッチの実現めざした。グラフェン装荷光導波路における可飽和吸収特性を1560nmフェムト秒レーザを用い実験的に計測し、光導波路挿入損失の入射光パワー依存性を評価し光スイッチング制御に十分な10dB以上の変化量を確認した。また、挿入損失の偏光依存性を明らかにした。可飽和吸収に伴う屈折率変化を考慮した新しいスイッチ素子構成を提案し、スイッチング条件を理論解析した結果、より高効率な全光制御が可能であることを示した。
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IEEE Photonics Journal
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