研究課題
挑戦的萌芽研究
コンクリートに入力された弾性波は,骨材や空隙などの内部構造の影響を受けながら,反射や干渉を繰り返し,伝播していく.本研究では,コンクリートを透過した弾性波の初動波に続く干渉波に着目し,そのアトラクタ構造を評価することで,コンクリートの内部構造と各種カオス特徴量との関連性について検討を行った.その結果,リアプノフ指数,フラクタル次元は骨材界面の影響を受け,予測誤差は弾性体としての均質性に影響を受けることが明らかとなった.
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土木学会論文集 A2
巻: Vol.68, No.2