多自由度系モデルを用いた地震応答の検証のための実時間ハイブリッドシミュレーションシミュレーションを行うことを目的として、高速動的応答解析を行うための論理回路を設計しFPGAへ実装することで実験制御システムを構築する方法に関する開発検討を行った。演算数および並列化を考慮したFPGAの計算処理能力限界の検討により,消費LE数が計算能力のボトルネックであることと,リソース共有化が限界自由度数の拡大に効果的であることを示した。自由度の大きな構造モデルを用いた実時間ハイブリッドシミュレーションを上記で開発したFPGAベースのシステムで行うための周辺実装技術の検討を行い,実験手法の実現性を確認した。
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