研究課題
挑戦的萌芽研究
製鋼スラグのCO2固定化特性を実験的に調査し,メカニズムの推察および固定化量の評価を行った.CO2固定化特性を調べるために,一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,大気圧下において,初期濃度が4500mg/LのCO2を0.05 mg/Lで供試体に通気した場合において,エージング製鋼スラグは0.03 g-CO2/g-slagのCO2を固定し,未エージング製鋼スラグは0.04 g-CO2/g-slagのCO2を固定した.これらのCO2固定化量は,それぞれの製鋼スラグの持つ水溶性カルシウムの約20%に値した.これに基づき,カルシウムの溶出量からCO2固定化量を予測する方法を提示した.
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地盤工学ジャーナル(東北地方太平洋沖地震特集号)
巻: Vol.7, No.1 ページ: 151-161
http://www.f.waseda.jp/hkomine/
http://wwwgeo.civil.ibaraki.ac.jp/komine/