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2012 年度 実績報告書

建築に関わる社会問題の解決へ寄与する計画系研究プラットフォームの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23656353
研究機関北海道大学

研究代表者

森 傑  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80333631)

研究分担者 安藤 孝敏  横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (00202789)
小松 尚  名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80242840)
岩佐 明彦  新潟大学, 自然科学系, 准教授 (90323956)
木多 道宏  大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90252593)
松原 茂樹  大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10399248)
石垣 文  広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60508349)
舟橋 國男  大阪大学, -, 名誉教授 (50029203)
野村 理恵  北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20599104)
キーワード社会問題 / 建築社会 / 制度 / 公共性 / 日常生活 / 東日本大震災
研究概要

社会的弱者の生活環境整備の遅延、欠陥建築物の乱立、公共建築の発注-受注システムの不備、建築教育体系の改変など、今日、建築に関する重大な社会問題が数多く生じているにも拘わらず、それらについての研究活動は個別・部分的であり、問題解決への寄与として十分な関与の深さを有していない。そのような現状を打開するには、建築学における計画系の諸研究・諸研究者が緊密に連携し、かつ課題に関連する社会学等の関連分野とも協働する基盤、計画系研究プラットフォームが必要である。
本研究は、社会問題解決への研究アプローチの戦略と課題を明らかにするとともに、計画系研究プラットフォームの意義を実地に検証し、新たな学術コミュニティ設立も視野に入れた研究ポータルサイト(Architectural-Society Studies)を開発することを目的とした。
2011年3月11日の東日本大震災は、私たちに未曾有の経験をもたらし、現在でさえ具体的な復興再建は必ずしも十分には進んでいない。直接的な津波被害のなかった地域でも、震災の影響は放射能やエネルギー不足など日常生活に支障をきたすレベルで深刻化した。いうまでもなく、私たちが直面している危機的な社会は、この大震災とその後の未来である。本研究では、建築社会研究は東日本大震災とどのように向き合い、未曾有の災害という現実をどのように受け止めることができるのか、建築社会研究が議論してきたこれまでの学術的想定が歴史的災害にも通用するのかについて検討し、研究集会等の議論を通じて、そこで得られた知見を「建築社会研究プラットフォーム」のホームページ(http://iwasa.eng.niigata-u.ac.jp/pass/index.html)として公開した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] ソーシャルキャピタルの豊かさとそれを支えるもの~北海道積丹町大字西河町の生活~2013

    • 著者名/発表者名
      森傑
    • 雑誌名

      農業と経済

      巻: vol.79, No.1 ページ: 89-92

  • [雑誌論文] 北海道の公営住宅への避難者受入れの実態と居住環境評価2012

    • 著者名/発表者名
      野村理恵・森傑
    • 雑誌名

      マンション学

      巻: 44 ページ: 24-29

  • [雑誌論文] 集団移転というまちづくり 把手共歩へ向けての心得2012

    • 著者名/発表者名
      森傑
    • 雑誌名

      生活協同組合研究

      巻: 439 ページ: 17-24

  • [備考] 建築社会研究プラットフォーム

    • URL

      http://iwasa-lab.sakura.ne.jp/pass/index.html

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公開日: 2014-07-24  

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