研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、i)北関東の町並みはおよそ戦前期頃まで、A江戸型町家、B農家同源型町家、C簡易構造の雑舎(クラ、ミセ、コヤ、「カリブシン」の町家、など)、の三種の建築により構成され、ii)町並みの中にCが少なからぬ比率で存在し、これらの建て替えが戦後急速に進んため、町並みの建築タイプは多様だが、残存率は高くないという町並みの特色が生まれたとの仮説を、実測・所在調査等により検討した。また、研究期間内には北関東では東日本大震災、つくば市北条地区の竜巻被害という二度の大きな災害があったので、これらの災害における伝統的建造物の被災・復旧状況も実施し、建物の頑健性・復旧可能性についても検討した。
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農村計画学会誌
巻: 32-3 ページ: 108-112
建築史学, (建築史学会2012年度大会記念シンポジウム「建築史学と災害」の記録)
巻: 59 ページ: 27-31
建築雑誌
巻: 1631 ページ: 14-15
http://wright.sk.tsukuba.ac.jp/fujikawa/index.html