研究課題
挑戦的萌芽研究
ナノ粒子のレーザー光照射に伴う構造変化過程を直接その場観察するために、超高圧電子顕微鏡に設置されたパルスレーザー光照射システム(波長はλ=1064, 532 nm,パルス幅は6~8 ns)の整備を行った。さらに、このシステムを用いて、特に近赤外光(λ=1064 nm)のパルスレーザー光照射による金ナノロッドの変形過程を中心に直接その場観察を行った。ナノロッドは最初の1パルス照射によって大きく変形するが、その後の追照射では変形があまり進まないことが示された。また、原子分解能での電子顕微鏡観察から、ナノロッドの内部は全体的に1ショット毎大きく原子配列が変化することが初めて明らかにされた。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
Microscopy
巻: 63
10,1093/micro/dfu012
Conference Proceedings APMC 10 / ICONN 2012 / ACMM22
巻: Vol.1 ページ: 340-1/340-2