研究課題
挑戦的萌芽研究
金属溶湯中でのデアロイング反応を利用したナノポーラス金属の新規作製技術を考案した。本技術では前駆合金を金属浴へ浸漬すると、前駆合金から特定成分のみがデアロイングされ、残留成分がナノポーラス構造を自己組織化する。このデアロイング反応の組織および組成変化解析の結果から、金属溶湯中デアロイング反応では前駆合金から金属浴へ溶出した元素の拡散が律速段階であること、生成したナノポーラス金属のリガメントは表面拡散による表面凹凸緩和機構によって粗大化することを明らかにした。これらに基づいて金属溶湯デアロイングにおけるポーラス構造生成メカニズムが、水溶液中のデアロイングと同様であることを明らかにした。
すべて 2014 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (12件)
Materials Letters
巻: Vol.116 ページ: 223-226
10.1016/j.matlet.2013.11.036
Journal of Materials Research
巻: Vol.28 ページ: 2444-2452
10.1557/jmr.2013.151
Scripta Materialia
巻: Vol.68 ページ: 723-726
10.1016/j.scriptamat.2013.01.011
Journal of Applied Physics
巻: Vol.114 ページ: 113503-1-3
10.1063/1.4821066
まてりあ
巻: Vol. 52, No. 8 ページ: 395-403
10.2320/materia.52.395
セラミックス
巻: Vol.47 ページ: 913-919
https://member.ceramic.or.jp/journal/vol_no/47/12/47_12.html
巻: Vol.65 ページ: 532-535
10.1016/j.scriptamat.2011.06.019