研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、金属管を回転しながら曲げて初期断面形状を変えることなく組織制御と微細化を行う革新的で効率的な CRB 法の開発を目指し、CRB 試験機を設計試作した。直径 12.8mm で肉厚 0.8mm のマグネシウム合金管 AZ31 での原理検証実験の結果、曲げ角度 150°、回転速度 20rpm で、 150 から 350℃までの種々の温度で変形させた実験ではどの温度においても CRB 法の方が結晶粒微細化ができることを確認した。一定温度での熱処理と CRB 変形を行った微細化後のマグネシウム合金管は、200℃で CRB 変形をさせた場合、一定温度の熱処理よりも最も引張強度と延性が向上した。
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Advanced Materials Research
巻: 652-654 ページ: 1956-1960
doi:10.4028/www.scientific.net/AMR.652-654.1956