NaCl-KCl混合溶融塩中でTiCl4気泡とTi電極との接触反応によるTiCl2生成反応、TiCl_2-NaCl-KCl混合溶融塩の生成、Ti電析プロセス、すなわち、TiCl4からのチタン直接電解還元(電析)反応の実験的知見を得るために、1)TiCl4溶解速度、2)TiCl2生成速度測定、3)Ti電析条件、4)TiCl4からの直接電析実験を行った。本研究成果として、電析はTiCl4供給濃度、気泡の接触状況、電流密度に依存するが、針状・粒状の金属Ti電析物が得られ、TiCl4からのチタン直接電解還元(電析)反応は可能であること、溶融塩の脱水・脱酸が重要なこと等が判明した。
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