研究概要 |
本研究は強い重力場を用いた効率の高い革新的な有機リサイクルプロセスの開発をめざすそうとするものである。そのために、液体材料中に10万G以上の重力場を発生できる大容量の反応容器を持つ高温超遠心機の開発を目的とした。動力が高速電気モータ、ロータが内径100 mmで、最大50,000 rpmの超遠心機を設計・製作し、これまでに、43,000 rpmの高速回転を実現した。従って、これまでに新しい有機リサイクル装置の開発にメドを立てることができたと考えている。また、既設の高温超遠心機を用いて強い重力場下の化学反応、構造変化の研究も推進した
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