乱流場における偶然力の可視化と定量化という課題に対して高速カメラ、マッハプローブ、HX線分布計測等の計測を用いて以下の成果を得た。1)単純トーラス磁場配位におけるblob発生の統計性、2)非誘導電流駆動による自発ダイバーター配位形成とSOL揺らぎ、3)OHplasmaへの高周波印加によるSOLのコヒーレント揺らぎと磁力線ピッチの統計性を明らかにした。特筆すべき点として、平均プラズマ流れ、流れの乱れ計測など速度場計測手法の開発に取り組み、非誘導電流駆動プラズマの自発回転を発見し、① 自発回転(~10km/s)には正曲率垂直磁場が有効であり、②電流方向回転であることを明らかにした。
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