次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度は、交付頂いた研究費をほぼ消化し残額として105円がある。この次年度使用額105円と次年度請求予定額の1,300,000円をあわせて研究費とし、次年度の研究を推進する。研究費の使用予定内容は、以下の通りである。実験研究を行うための照射実験装置、計測装置およびシミュレーション実施などに対する基本的な研究設備は整っているので、設備備品についての購入予定はない。一方、素子試作にはそれぞれの半導体基板材料とともに電極材料、試薬、ガス類などの消耗品が必要であり、これらの購入(400,000円程度)を予定している。また、消耗品購入以外に、素子作製のためのイオン注入外注委託費用(300,000円程度)、ガンマ線照射費用(100,000円程度)さらに、試作試料のキャラクタリゼーションのための九大分析センターの分析装置利用費(100,000円程度)を研究費から支出予定である。得られた研究成果の学会などでの発表、および、情報収集、関係研究者との討議のため旅費の支出(300,000円程度)を、また、最後に、論文、報告書等の印刷費として100,000円程度の研究費使用を見込んでいる。
|