研究課題
挑戦的萌芽研究
マイクロ培養器とは、1個体の微生物を格納して培養することのできる非常に小さなガラス製容器です。環境中に存在する様々な微生物をこのマイクロ培養器に入れて培養すると、一部の微生物は、水素やメタンなど燃料となるガスを生産して容器を満たし、容器とともに浮上して分離されます。この分離方法を研究することは、非常に効率よくガスを生産する微生物だけを容易にかつ効率的に選び出す方法を確立することにつながり、未発見の新微生物が発見されて廃棄物等からエネルギーを生産する新しい発酵工学を生み出すきっかけとなるものです。本研究ではその具体的方法論を確立し、既に候補となる複数の新種微生物を単離することができました。
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Proceedings Venice 2012, Fourth International Symposium on Energy from Biomass and Waste
巻: 420 ページ: 1-12
鹿児島大学工学部研究報告
巻: 53 ページ: 37-41
Proceedings of the 4th International Conference on Biotechniques for Air Pollution Control
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