研究課題
挑戦的萌芽研究
気孔応答の背腹性を調べる上で、気孔の環境応答が、気孔孔辺細胞のみの機能によるのか、葉肉の機能も気孔に影響を及ぼすのかは、解いておかなければならない問題である。ツユクサの葉片、剥離表皮、剥離表皮を葉肉に再び載せたもの、をゲル上で長時間観察することができるシステムを構築し、赤色光下の気孔開孔、および高CO2下の閉口には葉肉組織からのシグナルが関与していることが分かった。赤色光下の開孔への葉肉シグナルには光合成機能が必須、高CO2下の閉口には光合成が関与しないことも明らかになった。これらの結果は、単色光ごとに葉肉因子の解析が必要であることを示している。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件) 備考 (2件)
New Phytol
巻: (in press)
Ecol Res
巻: 27 ページ: 333-346
Plant Cell Physiol
巻: 52 ページ: 479-489
http://www.biol.s.u-tokyo.ac.jp/users/seitaipl/index.html
http://plant.biology.kyushu-u.ac.jp/shinryoiki/index.html